水戸です。

今回は、マッキンゼーのCEO論を起点に書きました。

フォーチュン500のCEOの約30%が、就任から3年以内に退任しているそうです。原因の多くは、能力の不足ではなく、「真実が届かなくなること」。優れた経営者は"キッチン・キャビネット"── 肩書き抜きで耳の痛い真実を届けてくれる非公式の相談相手 ── を持っている。しかもこれは制度ではなく、自分の手で作り、維持するものだといいます。

コンプライアンスも、同じ構図だと感じています。通報窓口を増やすより、廊下での一言や会議後に残る違和感といった"見えない経路"のほうが、多くの真実を運ぶ。統制を設計する側が、自分自身のキッチン・キャビネットを持ち、育てているか。箱を増やす前に、そこが問われます。

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水戸貴之/note『コンプライアンスの地図』

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